Megaptera novaeangliae
ザトウクジラ(Megaptera novaeangliae )
体長15m、体重30tほど(大きなものは20m、60tにもなる大型のクジラ)。
長く大きな胸ビレと背中の”瘤状の隆起(かなり個性的)”が特徴。
ザトウクジラは地域毎に集団を形成し行動しています。 (今回は、2組の親子クジラを見ることが出来ました)
北半球にも南半球にも生息し、夏は主に極近辺で活動し、冬は北半球ではハワイや沖縄・小笠原あたりの温かい海域まで移動し出産・繁殖・子育てをし、また春になるに連れ極の方に移動するという回遊生活を送っているようです。
ちなみにザトウクジラは「歌を歌うクジラ」としても知られており、この歌声はボイジャー1号、2号に積み込まれた地球外知的生命体宛てのレコードにも録音されています。(下記*)






いろんなパフォーマンスをしてくれました!!
テールアップ
クジラは約15分〜20分の間潜り続けることが出来ます。
その潜水の前に見られるのが、最後に尾びれを見せるこのテールアップです。
この尾びれの模様は個体によって違い、個体識別が出来ます。
ペックスラップ
水面で横向きになり、胸びれを水面に叩きつけます。
何度も叩きつける様子が見れたり、時には両方の胸びれを叩きつけたりも。
主にリラックスしてる時に見られる行動と言われています。
ブロー
クジラが呼吸をする時に”頭の上にある鼻”から白く立ち上がる水しぶきです。
2〜3メートルの高さで垂直にあがります。
ブリーチ
クジラの大ジャンプ!!胸びれを使って上体を宙に投げ出し、頭から上半身を水面に叩きつけ、口の周りに着いた貝などを落としたりする時に見られる行動と言われています。



「クジラの歌(Whale song)」について
コミュニケーションを目的としてクジラが発する一連の音で、今回観ることが出来た「ザトウクジラの歌」は特に有名です。
反復的かつパターンが予測可能(要するに規則的)な音階になっているとのことです。
水中は陸上のように“視覚・嗅覚”を使った行動には適していません。
一方、水中での音の伝達速度は大気中の4倍にもなります。
そのため “音=歌”を用いた“聴覚”メインのコミュニケーションが適しているのです。
*現代社会における船舶航行や海洋地震による“環境雑音の増加”は、聴覚に依存している海洋哺乳動物に対し悪影響を与えつつあると言われています。
「スタートレックIV 故郷への長い道」1986年 アメリカ
〜ここでも“クジラの歌”が聴こえる〜


・ ・・その頃地球には謎の探査船が接近していた。
あまりにも強力な謎の電波を発しているため、地球の大気はイオン化されすべてのシステムが停止してしまった。
滅亡寸前の地球から近づくなという警告を受けたカーク提督らクルーたちは、探査船の目的がザトウクジラであることを突き止める。
探査船を送ってきた宇宙人は、大昔よりザトウクジラと交信していた。
その交信が途絶えたため、ザトウクジラたちを案じてやってきたのだ。
しかしそのザトウクジラは、21世紀にすでに絶滅してしまっていた。
エンタープライズのクルー達は、23世紀の地球を救うため20世紀末の地球に行き絶滅前のザトウクジラを連れ帰るためにタイムワープを敢行する・・・







