2007年04月14日

「見えない矯正」では抜歯した隙間も見えない?

見えない矯正(裏側矯正・舌側矯正)を希望されている患者様から良く受ける質問
「抜歯をしたあとの隙間が気になるのですが・・・」

以前のエントリーでもご紹介しましたが、今回は見えない矯正(裏側矯正・舌側矯正)で活躍する「仮歯」のお話し。

・・・本題の前に・・・
矯正歯科治療で”キレイな歯並び”を達成するためには、しばしば抜歯が必要になります。
最近「歯を抜かない矯正歯科治療」というフレーズを良く見かけますが、これは至極当然のことであり矯正歯科専門医であれば、医学的に観て不必要な抜歯は決していたしません。
出来るだけ、歯を抜かないで”キレイな歯並び”にしてあげたいのは、私たちの希望でもあります。

しかし、顎の骨が欧米人より小さい日本人では”キレイで安定した歯並び”のためにどうしても抜歯が必要になることが少なくありません。

・・・一方で、見えない矯正(裏側矯正・舌側矯正)を希望される方は、一般的に審美的要求が高く
「治療中の見た目がとても気になる!!」
「歯が抜けた状態はイヤダー!!」
ということがしばしばです。

そこで登場するのが、歯を抜いた隙間を目立たなくする「仮歯」です。
仮歯は歯の外形に合わせて削ったプラスチックで、抜いた部位の隣の歯(通常は後方の歯)に、歯科用接着剤でくっつけます。

07.4.15.1.jpgこれを削って形を整えます。(株)松風

この仮歯はあくまでも見た目を整えるためのものであって、ものを咬むのには適していません。
強い力が加わると外れてしまうこともあります。

07.4.14.1.jpg07.4.14.6.jpg07.4.14.3.jpg
写真では第一小臼歯(前から4番目の歯)を抜歯して仮歯を付けています。抜歯した隙間は歯を動かすために使われるので、2mm程度削ってありますが、正面から見るとほとんど隙間は見えません。

「キレイになるまでの数年間もキレイでいたい!」というのは無理もないことですよね。

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